難聴亭日乗

つれづれなるままに その日ぐらし

resolution

よく行くバーで年越しをした。新年になって、飲み友達とまったりしながら、今年の抱負の話をした。私はこの手の話はあまり得意ではない。なぜかというと、まあ、恥ずかしいからだ。意識高そう。あと、こういうときに話した抱負って、たいてい達成されながち。な気がする。

 

でも今年はちょっとだけ「これをやろうと思って…」と話をした。英語である。

私は英語が苦手だ。中学校の頃は得意だったはずだが、だんだんと苦手になっていった。というか逃げた。思うように高得点が取れなくなって、そうなると、かつて得意だっただけに腹立たしく、忌み嫌うようになった。別れた相手をdisり散らかすみたいなクソムーブである。ダサい。

大学からフランス語を始めて、語学の楽しさを改めて学んだ今、英語ともう一回ちゃんと向き合ってもいいんじゃないか。そんなことを思った。いまなら楽しんで勉強できるはず。

 

今日は英和辞典を買った。今まで家にあったのが研究社『新英和中辞典』という、「新」と付いているが40年くらい前の古〜い辞書(もらいもん)だったから。三省堂の『ウィズダム英和辞典 第4版』と悩んだが、大修館の『ジーニアス英和辞典 第6版』にした。前者のほうがシュッとしていて格好よかったけど、後者のほうが読みやすかった。辞書は一番大事だから、引きやすさ読みやすさを優先する。

語学はコツコツやっていかなくてはならない。ドイツ語学者の関口存男も言っていた。「或種の悲壮な決心」を固めるほどストイックにはいかないかもしれないが、去年小さな習慣を毎日コツコツ続けてこれたのだから、頑張りませう。