難聴亭日乗

つれづれなるままに その日ぐらし

SyGyMJy

今村翔吾『茜唄』(ハルキ文庫)上巻読んだ。

平知盛メインで描かれる平家物語。知盛は一族の全てを見届けて沈む重要なキャラクターなので、彼を主とした話ずっと読みたかった。

上巻は水島合戦まで。苦境にたたされる旭将軍義仲を象徴するような金環日食

 

戦上手の知盛と猛将教経のふたり、義経と弁慶を思わせる。下巻で相見えるだろうから楽しみだ。

 

信濃前司行長」という名は有名だけれど、何者なのかは考えたこともなかった。なんでこれまで「信濃」で「もしや木曾勢」とピンと来なかったのだろう。センス無しです。

 

清盛が、武士が政を執る世のためにあえて源氏を滅ぼさなかったという設定、なかなか良い。平清盛大好きなので。

久しぶりに大河『平清盛』見たくなる。平家一門めっちゃいいよなとなる作品。平盛国上川隆也)、伊藤忠清藤本隆宏)、平家貞中村梅雀)、みんないい。

 

下巻ちょっと読んで寝る。寝るときに流す音楽はグリュミオーのバッハがちだったけど、最近はケンプのバッハになってる。ヴァイオリンは午前中のが良い。

きんぎょ

葉真中顕『絶叫』(光文社文庫)読んだ。一人の女性の転落の話、と思いきや終盤に怒濤の展開。食い入るように読みきった。

神代の語る「棄民」的な人々、つまり表の社会から棄てられた人々については、近ごろ興味があり色々と読んでいる。しかし、この小説で知るのは、反社やホームレスなどのわかりやすい棄民ではなく、平凡な女性があれよあれよと転落し気づけば獲得してしまっている見えにくい棄民性。社会に棄てられたことさえ認識されず、漂泊し、消えてゆく者たち。

WOWOW制作のドラマがあるそうなので見てみる。

酒ベルト

千野栄一言語学を学ぶ』読んだ。めちゃめちゃ時間かかった。思ってたよりかなり難しい。

千野先生といえば岩波新書『外国語上達法』、あれは何度も読み返すほど好きなんだけどな。次はもうちょいエッセイ寄りのやつ読んでみよう。

 

めずらしく雪がバサバサ降っていた今日。寒すぎる。今冬もいよいよ最終章だな。今週耐えきろう。

ロストロポーヴィチブリテンアルペジオーネ・ソナタ聴きながら眠る。

J/A

レッチリのフリーが控え室でもずっとベース弾いてて、まるでおもちゃを与えられた子供みたいで、あそこまでなるにはこんくらい夢中にならないとダメなんだな~と思った、みたいな話を雑誌で読んだ。

ジミヘンが家の中でもずっとギターぶら下げて、一日中弾いてたみたいな話を思い出した。

それに影響されて、今日はよく練習した。近ごろ基礎練習をしっかりやっているので、すらすらと指が動くようになり、うれしい。

 

宇多田ヒカルの「Badモード」が Steely Dan の「Deacon Blues」に似てるなーとなんとなく思っていた。最近その話をしたので、気になって検索してみると、そこそこ呟かれていた。やっぱみんな感じてたんだ。

Steely Dan『Aja』はメチャクソ最高のアルバムなので全人類聴いてください。ちなみにジャケットにほんのり写っているお顔は、山口小夜子さんでございます。


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そういえばGrok君に「私をバンドに例えると」を訊いてみたら、Steely Dan だった。よくわかってるじゃないか。


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眼と法

映画『地下鉄に乗って』見た。タイムスリップもの。絶縁状態の父親について、過去に戻って知っていく的な。

物語自体は面白いし、主役の堤真一や父親(過去)役の大沢たかおの演技も魅力的だったけど、なんか物足りなさある。あっさりしすぎな印象。原作はもっと味があるのかね、読んでみよかね。

 

財布の中の千円、新札(北里)と旧札(野口)を分けて、新札がある程度、たとえば10枚とか集まったら、銀行に預けるようにしている。

持ってたらなんだかんだで使っちゃうし、微々たるものであっても、貯金が増えると嬉しい。

 

守銭奴的性質を持ち合わせているなあと思うけれども、破滅的散財の才能も存分にある。貯め込むのも好きだし、パーッと使っちゃうのも好きなんだな。

この両極、上手く使い分けていきたい。なんでもないときの浪費は控えて、友達と遊んだり良い経験が得られそうな場合には惜しみなく楽しめるように。

湯theパ

映画『ロスト・キング 500年越しの運命』見た。

シェイクスピアの演劇を観て以来、取り憑かれたようにリチャード三世にのめり込んだ主人公が、500年行方知れずの彼の遺骨を発掘すべく素人ながら奮闘する。実話を基にした話。

世紀の大発見みたいなのって、こういう狂気的な執着心なしには成されないのかもなと思った。時には学術的常識が目を曇らせることもある。

 

今年も外山滋比古『思考の整理学』読み返している。

「褒めるの大事」みたいな話、良いなと思った。

 見えすいたお世辞のようなことばをきいてどうする。真実に直面せよ。そういう勇ましいことを言う人もあるが、それは超人的な勇者である。平凡な人間は、見えすいたことばでもほめられれば、力づけられる。

これはそうだよな。全部が全部褒めてくれってわけじゃないけども、厳しい意見だけでなく、どっかなんか良い点とか褒めてもらえると「がんばるぞ!」という気になる。平凡な人間なので。

接するみんなも別に超人的な勇者ってわけではないと思うので、イケてる点を見つける、肯定的な視点を持つことを大切にしたい。力づけ合おう同胞たちよ。

歩み売り

昨年最後に聴いたアルバムが John Lennon『Imagine』で、今年最初に聴いたアルバムが The Beatles『Please Please Me』だった。

最近ビートルズばっかり聴いている。最近に限った話でもないか。

 

Wings のCDをちょっとずつ集めている。ボートラたくさんの豪華版とか、デジパックやら紙ジャケやらが嫌で、普通のが欲しいのだけど、それがなかなか見つからない。おかしな話ですぜ。

 

しかし新年早々、某OKOFFで『Band on the Run』の普通のCDを発見。いい年になりそうである。

収録曲もさることながら、ジャケが洒落てて好きなアルバムだ。


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これと Return to Forever の『Light As a Feather』を買った。「Spain」たまらんよなあ。Wingsばっか聴いててこっちまだ再生できてないけど。まあそのうち。