鼻水が止まらないのでティッシュとお友達。自分は花粉症ではないと思っているのだけど、これはもう、もしかしたらそうなのかもしれない。けれど自覚したら酷くなりそうなので、花粉症ではないというスタンスで今後もやっていく。
書店でぼんやり本を見ていたときのこと。普段立ち寄らない金融本のコーナーで、インデックス投資がなんちゃらいう本を見つけて「インデックスって何?」と訊かれた。インデックスはインデックスだよな、なんて説明すればいいんだ?索引?という感じになって上手く答えられなかった。
ゆっくり考えてみると、「指標」の意味だったと思い出す。インデックス投資というのも、指標を見てやるやつなのだろう、知らんけど。
ジーニアス英和を引いてみる。「(本などの)索引」「図書館などの)目録」「指標,めじるし,指し示すもの」の意とある。
指し示すもの。そういえば人差し指(forefinger)のことを index finger と呼ぶんだった。
というかこれ、indicate とも関連するのでは、と思い研究社英語語源辞典を引っ張り出す。使い方がいまいちわからないんだよなこれ。でも index に語源的に関連がある語として indicate が載ってあった。よしよし、やはりな。余は満足である。
そんな感じでインデックスについてちょろっと調べたわけだけど、よく考えたら、本を見つけて「インデックスって何?」とやっていたこと自体がインデックスの本質だった。それのことだよ、と答えれば当意即妙であった。しかし、かのマーク・トウェインも Repartee is something we think of twenty-four hours too late. みたいなことを言っているっぽいし良いのだ、これで。