難聴亭日乗

つれづれなるままに その日ぐらし

しはせる

気がついたら10日も記事書いていなかった。年末ってやること多い。師走っていうくらいだしね。僧ではないんだけど。

ちなみに僧侶(師)が忙しく走り回る月、っての含めて語源は諸説あるみたいだけど、『新明解語源辞典』によると「信じがたい」とバッサリいかれてた。

 

ドラマが終わっていく時期だ。大河も。

『どうする家康』来週で最終回。大坂の陣、悲しい戦だな。乱世が終わった後の世に必要な人物だと思われた秀頼が、秀頼こそが乱世の亡霊たちが作り上げた最後のバケモノだった。本当のラスボスは茶々じゃなくて秀頼だったんだ。

この物語の根幹は、家康とお市、この二人。そこに信長と秀吉、茶々と秀頼が絡まっている。そんな風に思えた。

最終回寂しいけど楽しみだ。チラッと予告に徳川家臣団のみんなが出てたけど、あれ『平清盛』の海の底的なアレだよね。泣いちゃうだろ。泣いちゃうよ。半蔵はちゃんと居るかな。

 

日曜劇場『下剋上球児』も次回で最終回。でもこれ、試合はもう今週の準決勝、星葉高校戦が最高潮だよね。南雲監督と賀門監督、翔と児玉・江戸川の関係的に。

ベタ中のベタだったけど、翔が最後代打で出て、ライバルの児玉からサヨナラ打つの良すぎた。ベタなのって結局めっちゃ良いし、日曜劇場はベタな感動を震わせるの上手いんだこれが。

 

ちょうどさっき『新明解語源辞典』を出したので「ベタ」も引いてみたけど載ってなかった。少し調べたら諸説ある中で「べた一面」という言葉に関係あるのでは?というのを見つけた。これは載っていた。「すきまなく表面全体に及んでいる様子」の意だそうで、「べた」は「べた塗り」「べたぼめ」などとも使われる。これの方がbetter説よりも納得感ある。

納得感とお布団に包まれながら寝る。この一週間インプットがよわよわなので、読書頑張っていこう。