難聴亭日乗

つれづれなるままに その日ぐらし

二匹目のネズミ

読みかじって得た知識をふんわり披露していたら、専門家が居てボコボコにやられたの巻。その道を歩み続けてきた人はやっぱり凄い。私も「これは人より詳しい」という分野があればいいのだけど、全て中途半端だ。己の不勉強を思い知った。

 

「続ける」といえば、最近始めた音読はまだ続いている。脳が働いていないときはスラスラ読めないのだが、逆に上手く読めたときは冴えてるなあと嬉しくなる。どうしてもダメなときは楽器を触る。好きな曲を弾いていると楽しいし、頭の体操になる。

 

音読は現在は小林秀雄『モオツァルト・無常という事』を使っている。今日は「無常という事」を読んだ。何度読んでもかっこいい文章。

 

明日は早起きしなければならないのだけど、さっきまで呑気に映画を見ていた。長い間ウォッチリストに入れていた『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』である。スピルバーグ監督だったんだなこれ。

なんとなくで見始めたのだけど、詐欺師が「本当の自分とは」で葛藤する的な話だった。近頃の関心事だ。無意識に選び取っているのかもしれない。