難聴亭日乗

つれづれなるままに その日ぐらし

ZA2

飲みゲー的なやつ、ずっと拒否してきたけど、このあいだ久しぶりにショットを一気飲みさせられた。蛮行中の蛮行だよなあ。何も楽しくない。

「これ度数めちゃキツいからさ~」って、だからなんなんだ。そんなんでキャッキャしてるあんたのがキツいわ。やっぱりこういう飲み方する人たちとは融和できない。

 

飲み方。これの合う合わないって大事な要素だと思う。毎年この時期にわが県まではるばる遊びに来てくれる友人とは、飲み方が合う。美味しく飲んで食べて、最近考えていることや読んだ本、聴いている音楽、見た映画などの話を延々とやる。

もともと民俗学とかそういうのが好きな人だったが、最近は文化人類学に興味が出てきたのだそうだ。この分野は私もかなり関心が出てきた。『ピダハン』や『ムラブリ』の影響が大きい。言語とは?を考える上で重要な分野だ。

 

昔は欲しいと思う本があればいくらでも買っていたけど、最近は買う本を厳選している、という話もした。さすがに積読が増えすぎていて、あと半世紀生きるとしても読み切れない量になってきている。ただでさえ読むの遅いし。

あまりに難解な本とか古典は無理に挑戦しなくてもいいかな。結局読まながちだし、読んでもさっぱりわからんことが多い。意地になって通読しても何一つ覚えていない。そんならわかりやすく解説してくれてる入門書でいいや、と思うようになってきた。これは絶対読みたい!ってやつは頑張って読むけれども。というかそういう「絶対に読みたくて挑戦する本」に体力や時間を注ぐためにも厳選が必要と思った。人生で読める本は限られている。

 

そんな骨太な読書とは別で、娯楽の読書は相変わらずなんでも読んでいきたい。これ超好き!!っていう爆発力は衰えていっているように感じるけど、これ好きだな〜〜ってのは増え続けているので、浅くともあれこれ取り入れていきやしょう。