難聴亭日乗

つれづれなるままに その日ぐらし

偶然の確率

友人と飲んでいたら、帰り際にめちゃめちゃいい話になって、つい遅くまで話し込んでしまった。「長い付き合いになるようなやつとの出会いのシーンは、けっこうハッキリ覚えている」という話だった。うんうん、同意。その友達との出会いのシーンの話も、よく覚えているし色んなところでよく話している。

 

人との出会いには様々な偶然があって、たとえば同じクラスになっただとか、たまたま同じマンガを読んでいたとか、たまたま隣に座っただとか。それがないと生涯関わっていなかったかもしれない、と思うと感慨深い。

誰かと出会ったのがきっかけで、また新しい出会いがあったり、新しい場所に行ったり、新しいことが好きになったり、新しいことを始めたり。そういう繋がりがあって現在がある。そんなことをしみじみ考えた。いまの自分を形成しているのは、関わってきた人たちだ。

 

いつも彼らから影響を受けている。なので自分も、なにかいい影響を与えられるような人間でありたいなあ、と思う。とか言うとちょっとおこがましい感じするけど。せめてクソダサ人間にだけはならないように気をつけたい。あいつと関わってるとこっちまでクソダサになっちゃうから避けよう…と思われるような人間にはならぬよう。